要注意!こんな占い師には気をつけて!

注意

現在、占い師を職業としている人はたくさんいます。特に都会では、占いの舘は乱立していますし、路上で鑑定する占い師も年々増加中。また、地方に住む人でも利用しやすい電話占いも盛んです。雑誌などに、ありとあらゆる電話占い会社の宣伝広告が掲載されているのを見ても、占いの需用はたくさんあるということがわかるでしょう。

しかし、ここで考えていただきたいのは、全ての占い師が有能ではないということです。悩みを相談しに行ったのに、説教をされただけで何の解決方法も教えてもらえなかったり、あいまいなことばかり言われちっとも占い結果が当たっていなかったり。そんなケースもあるのが事実です。占い師には特別な資格は必要ありません。そのため、占い師はピンからキリまで存在します。勉強を重ね確かな知識と豊富な鑑定経験を持つ優秀な占い師もいれば、趣味でちょっとかじった程度で占い師デビューし、いい加減な占いでお金を稼いでいる人も中にはいるのです。そこで今回は、良い占い師と悪い占い師を見分けるポイントをご紹介します。ぜひ、実際に占いをする際の参考にしてください。

物品の購入を強く勧める占い師には要注意

占いをした後に開運グッズの購入をすすめる占い師がいます。たとえば、護符、パワーストーン、霊水などがポピュラーです。必ずしも、これらに全く効果がないというわけではありません。使用して開運効果を実感した方もいるでしょう。けれど、スーパーで買ってきた水を、「○○の聖水」と名づけたり、粗悪なパワーストーンを「これは念力を入れてある」と適当なことを言い、高額な値段で売りつけようとする占い師もいるのです。占いをしにくる人たちはみんな深刻に悩んでいて冷静な判断ができない場合が多いです。なので、びっくりするような高額な商品でも、「これで悩みが解決するなら」と思い買ってしまう場合があります。本当に良い占い師ならば、常識では考えられないくらい高額な商品を売りつけたりはしません。むしろ物に頼らなくても、あなた自身の力で悩みを解決していけるよう導いてくれるでしょう。

ネガティブなことばかり言って脅す占い師には要注意

心が荒んでどうしようもない時、気分転換やストレス解消の頼れる存在として占いを重宝している人は多いです。それなのに、傷口に塩をぬるかのように「あなたは一生結婚できないよ」「お金とは無縁の人生だね」「将来交通事故にあうわ」と、絶望的なことを平気で言う占い師がいます。普通なら「ひどい!」と憤慨するでしょう。けれど、心が弱っている人は、占い師にすがってしまうのです。「じゃあ、私はどうしたらいいのですか?助けてください」と。そうすると、悪い占い師は「○万円おさめたら祈祷をしてあげます」「私の占いセミナーに参加しなさい」などと言うのです。良い占い師は、占いを金儲けの道具だとは思っていません。占いは使命だと考えているため、ひどく高額な鑑定料金をとりませんし、脅すような鑑定結果を伝えることもないのです。

死期を予言する占い師は要注意

占い師が相談者に伝えない最大のタブーは、「その人の死期」です。占い師のもとを訪れる人の中には、自分や親しい人がいつ死ぬのかを聞きたがる人がいます。確かに、占いで死期を出すことは不可能ではありません。死期を知ることで、残りの人生を悔いなく生きられる場合もあるでしょう。けれど、多くの人は死期を知ればネガティブな感情に縛られ、苦しい思いをすることに。そして、その苦しみから逃れたくて何度も占い師のもとを訪れるようになり、ついには占い依存になってしまうのです。良い占い師は死期を簡単に教えたりはしません。いつ死ぬかよりも、より良く生きていこうという気持ちになれるよう導いてくれます。

悩みに同調するだけで解決法を提示しない占い師は要注意

悩みを相談したら、あいづちを打つように「その気持ちわかるわかる」という占い師には要注意です。これは相談者に同調しているだけで、悩みに対してのアドバイスでもなんでもないからです。でも、深刻な悩みを抱えている人ほど、自分の気持ちを「わかる」と言ってもらえただけで安心し、すっかり占い師を信頼してしまいます。悪い占い師は、そうした相談者の心理につけこみます。話を聞いてもらっただけで満足した気になる客は、リピート率が高いからです。でも、良い占い師は悩みを解決する方法をきちんと提示します。お客様が今何をすればいいのか具体的に教え、それを確実にやれるように強く背中を押してくれるでしょう。

以上をふまえて、信頼できる占い師とそうでない占い師をあなた自身の目でしっかり見極めてください。まず、占いに行く前に聞きたいことを整理しましょう。そして、占い師をよく観察し、鑑定結果を冷静に聞くことができれば、あなたにぴったりの占い師をきっと見つけられます。