現役霊感占い師インタビュー「占い師として活動するのに必要なこと」

占い師として活動するのに必要なこと

インタビュー

誰もが知っている電話占い会社に籍を置く、現役の霊感占い師の先生にお話しを聞くことが出来ました。霊感占い師とは、霊能者とは、霊能力で見えるものとは、などリアルな声をお届けいたします。

──先生は細密な霊視に定評があり、多くの方の指名を受ける人気の霊能者ですが、電話占いで占い師として活動するのに何か特別なことってあるのでしょうか?

ありがとうございます。縁あって電話占いでお仕事をさせていただいて、自分の能力を人様のお役に立てさせていただいています。占い師として仕事をするのに必要なことですが、分野は何でも構いませんが特出した占いの能力や霊感霊視の能力があることが大前提です。でも残念ながらこれだけでは占い師として仕事をすることはできません。

──それは意外でしたね。占ってもらおうと思っている人はみんな、先生方は高い鑑定力や霊能力があるから占い師をしているのだと思っていますから。

もちろん私たちを雇う側もそこを一番重視していると思います。これからお話することは現場に出て占い師自身が実感することというか……。本人のスキルアップに関する部分だと言えます。

──それは興味深いですね、ぜひお聞きしたいです。

大切な物の一つにコミュニケーション能力があります。これがない人はどんなに高い鑑定力や霊能力があっても、占い師として活動することは不可能と言っていいと思います。自分で祈祷所を持って霊視したことを一方的に伝えればOKという人はさほど必要ではないかもしれません。でも占い師である以上、カウンセラーでありアドバイザーでもあるサービス業なのだと私は肝に銘じていますから。

──それは意外でしたね、先生が占い師をサービス業だということが。

ある面では実際そうではないのかと思っているのと、あとは自分への戒めですね。霊能者は何でも見えるから何でもわかる、他の占い師より優れているのだと天狗にならないように。相談者の方がそう思うのは自由ですが、霊能者がそれでは問題ですから。それにたとえば「不倫はいけない」で終わらせるなら、占い師なんか必要ないですしね。どんな内容の相談でもまず素直に耳を傾ける姿勢が必要です。その人の本音が見えてきますし、ひいては奥底に存在する本人の魂の声にもアクセスしやすくなりますから。それに相談者の方は「話を真剣に聞いてくれているかどうか」ということに敏感です。霊視はすばらしくても一方的に正論を押し付けるだけの霊能者はやはり嫌われますよね。

──確かに……。口コミ評価の高い霊能者や占い師は、「話しやすい」「親身になってくれる」というコメントをよく見かけますね。

もうひとつ大事なのは「社会を知ること」でしょうか。特に霊能者は修験者にしろイタコやユタにしろ、特殊な世界にいるため世間知らずと思われがちですが……。でも霊視した物を相談者にわかりやすく伝えるためにも、社会のシステムや現状を知っておくことは重要です。せっかく霊感霊視という特殊な能力を天から頂いているのですから、100%生かせるよう勉強しなければいけません。霊能者でなくても人気の占い師なら誰もがしていることですし。たとえば訴訟を起こせば必ず勝てることでもそのための経費を考えると結局は損、というケースは結構あります。それなのに裁判を勧めるのは、占い師として、ひいてはアドバイザーとしては失格ではないでしょうか。

──ちなみにそのような場合はどうされているのでしょうか。

相手の方を降霊して相談者と話し合って頂いたり、素直に折れてくれるよう念を送ったりしますね。もちろん相談者が正しいとわかってからですが。

──他に必要なことなどはありますか。

あとは霊能力を常にクリアにしておくことでしょうか。自分自身を浄化するという意味で水ごりや滝行、瞑想などもします。実はこれは憎しみなどのネガティブな感情を浄化するという意味もあるんです。このような感情を抱え続けると霊能力が曇ってしまい、クリアな霊感霊視ができなくなりますし、最悪の場合守護霊様が離れてしまい霊能力が消えてしまいますから。そういう意味では仕事をする占いの会社も良心的な経営をしているところを選んでいます。天より授かった霊能力で世に奉仕するためには大事なことですから。相談者の方は「霊能者は何でも見えるから最善のアドバイスをもらえる」と思っています。その期待を裏切らないよう日々の精進が大切なんです。

──ということは「有能な霊能者が多数在籍している電話占いは信頼できる」と言えるんですね。本日はありがとうございました。